Joyeux Anniversaire!
三周年を迎えてようやく本懐その1を果たすことができました。時の記念日に時の君誕生日話。とは言いましてもゲーム中や設定に時の君の誕生日が出てくるわけでもなく、こんな話の運びに。
一応連載の(そういやこっちも更新してないな)話を一部下敷きにしているので、わからない方いらっしゃったらすみません。時の君が生まれてすぐにゾズマと会ってるという超次元レベル捏造です。いいの、捏造ばかりのサイトだから。
いつもの通り押せ押せのゾズマと、受け止めてるんだか拒否ってるんだか曖昧なトキノくんですが、これもうちのカラーということで一つ。
どうもお出かけしないとだるだる感たっぷりの二人。このまったり感も妖魔の時間の流れゆえね。そうなのだと勝手に思い込んでおきます。
2W-weight and worth
連載中の『The Mystery of "Madam Lament"』の番外編?ゾズ時です。ゾズマが時計を手に入れたのはこういう経緯で……と本編書きながら平行して書いていたのですが、見事に約一名、見破られた方がいらっしゃいました。なぜわかってしまったのか。
本当はもっといちゃこらさせようかと思ったんですが、あまりにもやりすぎるときっと時間が、そしてお待ちになっているサイレンス様がお怒りになって、ゾズ時まとめて串刺しにされそうなのでやめました(笑)
「ああん? 任務中にいちゃこらとはまた楽しそうですなあ? 成敗!」のような感じで。ああ、これはヒューズか。
とにかく今回は(今回も)ゾズマの時の君好き好き光線発してみました。いつか時の君のゾズマ好き好き光線も発してみたいんですが、彼の性格から言って非常に難関なようにも思えます。
Reason Inside
えーと、何ヶ月ぶり?のゾズ時です。
最初、書き溜めていた話をちょこちょこ修正してアップしようと思ってがんばってたんですが、やってるうちに自分の昔の文章と向き合っているのが悶え苦しむほど苦痛になりさっさと諦めてしまいました。
変わりに、夜中にふと浮かんだアイディアをぱぱぱーっと書き連ねてみたんですが。
どうしよう。自分で読み返しても痛々しい。
ゾズマは何だかんだと嫉妬するタイプだと思うんですが、(あくまで)私の中でのイメージとしてはそれをうまく抑制するのは下手な方かなー、と。
普段は何でも自分の思い通りに行くので、逆にそういう状況になると不慣れゆえに自分でも思い切りすぎた行動をとりそうになっちゃうのではないかな、と妄想してます。
そこら辺はまたおいおい書いていきたいな。
ついでに、時の君はそんなことすら考えてなさそうな気がします。
嫉妬とか気付かずに「何かイライラする。よし、術の研究でもしよう」みたいな。
あと作中でゾズマには全然縁のなさそうなフロックコートなんてもんが出てきますが。
ゾズマも針の城にいた頃はあの三貴士の皆さんのような服を着てたんじゃないかしら、なんて。
そういう格好しないと耽美万歳のオルロワが怒るんじゃないのかしら、と。
黒に赤い糸で刺繍とかしてたら素敵です。素敵すぎて暴れます(私が)
以上、Maddyの妄想劇場でした。
君影草
はい、だらだらと続いた「君影草」もようやく終わりです。お疲れ様でした。
危ないゾズマさんに始まり、謎の少女との密会、ヌサ先生の(命をかけた)大冒険、トキノくんの復活、そして極めつけの大団円が野郎二人で高山デート。しかもメルヒェン。
話が二転三転したあげく最後の最後があんなので申し訳ないです。
一応普通の長編、ということであまりカップリング色は出さないつもりでいたのですが……見事に出まくってますね。これまた申し訳ない。しかも根底がどマイナー長寿の妖魔組カプ。書いている本人は楽しかったんですけどね。ゾズ時ばんざーい!(お前だけだろうよ)
さて、本編のお話でも。
やはり、トキノくんの話を書くに当たって、時術の資質を剥奪された後、彼を復活させるかそれまでの話で留めるのか、というのがすごく問題になってきますが、やっぱり全部のシナリオが終わった後の話も書きたいなあ、ということで、まず復活の話から書くことにしました。
私はいつもブルー編でヌサ先生を仲間にするので必然的にヌサ先生も「時の君殺人(?)事件」の容疑者となってしまいます。そんなわけでこのお話でもさり気なく……いえ、思いっきり加担してもらっておりますが、私的にヌサ先生が活躍する話がずっと書きたくて仕方なかったので今回こんな形で(不名誉な)活躍をしてもらいました。本当はブルージュももっと前面に出したかったんですが、やっぱりゾズマとトキノくんのお話なので……。
結果的に自分の中で「書きたい、書きたい!」って思っていたものがほとんど出せて満足です。もちろん他に書きたい話はたくさんあるのですが(時術習得話とか、ヴァジュ様とトキノくんの話とか)それはまたおいおい書いていきたいと思います。
タイトルの「君影草」はかれこれ四年前からタイトルとして使いたいな、と思ってたのですが、色んなジャンルに照らし合わせてもなかなか「コレ!」というものができず、ずーっと暖め続けていたものです。だからと言ってあの可憐で可愛らしい花をよりによって無愛想な筋トレマニアの男に例えるというのはまさしく酔狂。時の君がいたら間違いなくあのバットでぶっ飛ばされそうなもんです。
(彼はさしずめ、放射能で巨大化したおばけスズラン、といったあたりですな……)
阿呆の戯言だと思って生暖かく見守ってくださいませ。
こんなところまで読んでくださりありがとうございました!