◆人名事典【し】
▼ジーナ[ヒューマン]
ファシナトゥール・根っ子の町に住むお針子。アセルス編ストーリーテラー。
どちらかと言えば地味なお嬢さんなんだが、冒頭からすごいことをやらかしてくれる。なんと十七歳乙女を「王子様」と思い込んでいた。いや、これはジーナが悪いんじゃない。ジーナはきっと服を縫いながら「このサイズ……きっと王子様が……」と憧れていたに違いない。なんて罪作りなアセルス様。
終盤ではグリフォンに飲み込まれることもあるものの溶けず。普通胃液で溶けないか。
やはりファシナトゥールに住む者。ヒューマンとしても一味違う。
[関連項目]
アセルス
▼獅子姫[妖魔]
オルロワージュの四十四番目の寵姫。名前の由来は44→獅子。
褐色の肌、金色の髪をしたバトルタイプの寵姫。金獅子の剣という己の名のついた剣を持っている。
イルドゥン曰く「人間だった頃から優秀な戦士」、「寵姫になってからは自分たちをも超えるほどの強さになった」とのことで、どうやら黒騎士でも一目置くほど強いらしい。しかも、妖魔なのに剣技も使える。向かうところ敵なしと言ってもいい。
そしてその反面、内面はかなりの乙女であることが発覚。オルロワージュに無償の愛を注いでいると言っても過言ではないと思われる発言の数々に、面食らったプレーヤーがここに一人。そんなに乙女モード全開でいいのか。
金獅子戦後のあの発言は正直、オルロワに対するのろけにしか聞こえない。
[関連項目]
オルロワージュ、金獅子
▼白薔薇姫[妖魔]
オルロワージュの四十六番目の寵姫。名前の由来は46→白。
歴代寵姫の中で優しさがトップだからか、はたまたアセルスに惚れこんでしまったからなのか、ファシナトゥールを脱出するアセルスにくっついて追われる身となる。
メサルティムの一件で垣間見えるその性格は情深いもので、しまいにはアセルスが脱出できるよう、一人闇の迷宮に残り……献身的すぎて泣けてきます。その引き換えがカブだったところがまた泣けてきます。そりゃアセルスも笑ってしまうわな。
エンディングでは人間・半妖だった場合はいいものの、妖魔エンドだった日には報われない度120%で、これまた泣けてくる。いなくなった白薔薇のこと、ときどきでいいから思い出してください、アセルス様。
主に妖魔世界のことやアセルスが半妖となってからの云々を教えてくれるが、棺の中で眠っていてどうしてそれだけ詳しいのだろう。それから、頭の薔薇はどういう仕組みなのだろう。それが疑問。
[関連項目]
アセルス、オルロワージュ
[3] 辞典トップへ